韓国映画は苛烈である

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私は韓国の映画が好きだ。というと、中高年の女性が熱中している所謂韓流を思い起こしてしまうのかもしれない。残念ながら私はそういった韓流スター達が出演するものを指しているわけではない。韓国には素晴らしい映像作家がいる。そこには滅多に(例外はあるが)その類いの俳優は出て来ない。しかし圧倒的な個性を主張する俳優達が、個々の作家の創り上げる独創的な世界観を表現し、現在の日本では出現しえない苛烈な映画を創り上げている。徹底的に妥協を排した、強烈な映像とメッセージは日本人として嫉妬すら覚えるものだ。それは所謂韓流とは全く違う世界として存在する。そんなものがあるのかと、興味を持たれる方も居るだろう。かといって、そういう韓国の映画にどういうものがあるのかと、容易には知る由もない。そこで最近出版された2冊の本を紹介する。

ひとつは「韓国映画この容赦なき人生」。もう一つは「激辛韓流映画100」。どちらもこの下品な装丁が全てを表している。スノッブに見る本ではないし、映画自体も気取って観るものではない。しかし一度見始めたら極めて中毒性の高いこれらの映画を、これから観てみようと思うならば、非常に有用な2冊でる。騙されたと思って、韓国映画を試してみて欲しい。

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